Diving World 2000/1
腰の負担

の負担

1、 腰の痛みの原因、痛みを軽減する方法

 
ダイビング器材はドライスーツですと20Kgにもなります。このほとんどを腰よりも上につけなくてはなりません。このような重い器材を装着して動くので、腰をひねったり、筋肉を酷使することによっての筋疲労が腰痛の原因となります。腰に負担を減らす事が腰痛を起こさせなくする方法につながります。特にもともと腰に不安がある人は、タンクを背負うときにはバディーに介助してもらう、ビーチでもボートでも水面でBCDの脱着をする、オーバーウエイトを避けるといった方法で、かなり腰への負担が減ります。また、腹筋を鍛えることで腰痛を起こしにくくできます。しかし最近は正しくない腹筋運動によってかえって腰を痛める人が増えていますので、注意が必要です。足を延ばしたままの腹筋運動は特に腰への負担が多いのです。床に仰向けに寝て、体と太股が直角になるようにし、さらに太股とすねが直角になるように膝を曲げてソファーやベッドにふくらはぎをのせて行う腹筋運動が一番腰に負担がありません。

2、 腰の痛みがひどい時の対応

 ダイビングで腰痛がひどくなる人のほとんどが、もともと腰痛持ちの人が多いのです。ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、椎間板分離症などです。最近は60歳以上のダイバーも見かけるようになり、骨粗鬆症による圧迫骨折が起こる場合もあります。この様なリスクのあるダイバーは前述の注意に加えて、タンクは水際まで人に運んでもらったり、ウエイトも水面で装着するなどのケアーが必要です。この場合スキル的に不安がある場合には、足がつくところで行ったり、インストラクターやバディーのアシストを受けた方が安全です。しかし一度ひどく腰を痛めてしまったら、治るまではダイビングを中止する方が賢明でしょう。無理をすると起きあがれなくなることもあります。痛めてからの治療よりも痛める前のケアーが大切です。痛めた直後は一日冷やし、翌日からは暖めるようにします。また、腰痛で始まる減圧症もあります。この場合は重症の? 型減圧症であることが多いのでので注意が必要です。

Copyright@1999-2007,Miho Clinic All Right Reserved
dw993